温泉地での支払方法は?
日常生活から解き放たれて温泉へ出かけた時にも現実に引き戻されるのが、必ず必要な"支払い"です。
宿はもちろんそうですし、移動やお土産、食事など様々な場面で支払が必要になります。
そんな
旅先での支払い方法をいくつかご紹介します。
現金支払(キャッシュ)
旅行先での宿やホテルなど必要に必要に応じて生じる支払方法の定番は何といっても現金です。
ある程度の予算を決めて、かかる費用を予測し、事前に用意して支払う方法です。
足りなくなった場合は、現地でキャッシュカードでおろして補充もできます。
何といっても現金払いだと、支払忘れや後日くる請求金額の心配もなく、その日その日を思う存分楽しめます。
ですが、現金の場合のデメリットとして
・盗難の危険
・紛失の心配
・保管方法や所持方法
・予算を超えてしまった時の対応
・取引銀行の支店が旅先にない
など、まとまった現金を旅先で持ち歩くのは、やはり心配ですね。
「取引銀行の支店が旅先にない」などは、コンビニなどで提携している銀行が多いので手数料は引かれますがおろすことはできそうですね。
ですが、地方銀行だと都道府県をまたいでしまうと、いくらコンビニの対応も様々になり不安が残ります。
しかも、キャッシュカードを持参する場合は紛失してしまった場合を考える、メインバンクは避けた方がより安心です。
現金で持っていく場合は
・持参する金額
・保管方法
・観光時のバックの形状
・現金が足りなくなった場合の補充方法
など、事前にリサーチをしてしっかりと準備をしておくことが大切です。
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キャッシュレスで支払う
旅先での支払い方法には、現金を持参したくない場合は、キャッシュレスで支払う方法があります。
2019年の増税に伴い、キャッシュレスでの支払いでポイントがGETできたり、割引が適用になるなど、新たなサービスを導入し始めているところも少なくありません。
ですが、キャッシュレスといってもいくつか方法がありますので、代表的なものをご紹介します。
クレジットカード
提携している宿やお店で支払いをしてもその場でお金を支払うことなく、後日指定している口座から引き落とされます。
旅行中に現金が足りなくなった場合や宿代など金額が高くなるものをカードで支払うことで、現金を多く持ち歩かなくて済みます。
カードの契約時に決められた利用可能額以上は使用することができませんが、支払方法も一括や分割、ボーナス払い、リボ払いなど選択できます。
各カード会社により違いがありますが、利用する金額によりポイント還元サービスなどの特典もうけられます。
紛失や盗難の心配も保険サービスを付帯することで安心して旅先へ持参することが可能です。
デメリットとしては
・使いすぎてしまうケースがある
・審査があり利用限度額が決められてしまう
・後払いなので計画的に利用する必要がある
家族旅行など、宿泊料金がまとまった金額になってしまう場合、観光に必要な支払は現金、まとまった支払はカード払いなど使い分けると余計な大金を持ち歩かなくて済みますね。
デビットカード
提携しているクレジットカード会社の加盟店で使えますが、使った分その場で口座から引き落とされるカードです。
クレジットカードとよく似ていますが、審査はありません。
・クレジットカード=後払い(規定日に口座から引き落としされる)
・デビットカード=即時口座から引き落とされる
デビットカードは、口座に入っている以上の金額は支払えませんが
予算の決まっている旅行なら、現金とカードに振り分けることで旅先での盗難や紛失のリスクが回避ができます。
デメリット
・口座に支払いたい金額の残高がないと利用できない
・支払方法が変えられない
デビットカードの口座を1つ持っておくと、一人旅はもちろん、友人との旅行や色々な旅行で活用できます。
宿泊料金や必要な金額を事前に回収して入金しておくと旅先での支払もまとめてでき、余分な現金を持ち歩く必要もなくなります。
電子マネー・プリペイドカード
大手の企業が独自に発行している事前に現金をチャージした分が使用できる前払い方式のカードが電子マネーです。
代表的なものとしては
・au WALLET
・docomo iD
・QUICPay
・Suica
・WAON
・nanaco
など、どれも聞き覚えのあるものばかりです。
プリペイドカードも電子マネーと同じで事前に現金をチャージしておくと使えるカードです。
クレジットカードの加盟店などで使えます。
プリペイドカードと電子マネーの違いは、使用できる店舗です。
旅先での買い物や移動、レジャーや観光など、こまごまとした支払いも提携先や利用できる施設など事前にリサーチすることで旅先で活躍する支払方法です。
スマートフォン
上記でご紹介したキャッシュレスでの支払い方法は、スマートフォンに登録しておくことでも利用できます。
・クレジットカード
・銀行口座
・電子マネー
スマホでの支払方法は種類があり、タッチやQRコード、バーコードなどがあります。
利用する登録先により決済方法は異なるので確認が必要です。
スマホでの決済方法のメリットは、カードの提示や手間が省けるところですが、スマホのセキュリティや紛失、置忘れなど注意が必要です。
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温泉地での支払方法のまとめ
温泉旅行と言っても色々なケースがあります。
ゆったりと一人で温泉を満喫する一人旅や恋人や夫婦でまったりとした贅沢な時間を過ごす旅行。
友人や知人と親交を深める温泉旅だったり、家族で休日の思い出作りにも温泉は最高ですよね。
支払方法も旅行のスタイルやその時々で、単独で利用するより、いくつかを使い分けるとリスクの回避もでき、現地での支払いもスマートにすみます。
最近は、キャッシュレスの支払い方法を利用することで、割引対象になるなどの特典もあり、ポイント制度を利用することでさらにお得になります。
キャッシュレスについては コチラでもご紹介しています。
温泉地を決めたり、宿の手配や観光先を決め、旅行の準備をする際にどんな支払方法にするとお得で安心なのかも事前にリサーチしておきましょう。
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[ マープロ企画 山下 ]